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妊婦健診・がん検診・一般婦人外来

女性特有の病気は健康診断ではなかなか発見されず、症状なく進んでしまうものが多いようです。
中でも将来の妊娠に影響するものが多く、性行為があるようであれば定期的な婦人科検診をお薦めします。
こちらのページでは当院の一般婦人科外来についてご紹介します。

妊婦健診

院長は10000件以上(内、当院では7000件以上)の分娩を扱って参りましたが、現在はこれらの経験を元にベルランド総合病院大阪母子医療センターとのセミオープンシステムを導入し、妊娠31週目までの妊婦健診を行っております。

総合病院での分娩を行いたいが仕事などの都合で平日夜間しか妊婦健診を受けられない妊婦様、当院近くにお住まいおよび勤務の妊婦様に特におすすめです。
ただし妊娠経過に問題がある場合は早めに分娩先に戻っていただくことがあります。

妊婦健診担当・・・土田充、芳川裕美子

子宮がん検診
子宮頸がんワクチン
ピル(避妊・月経移動)
月経痛

月経前症候群(PMS)

月経の3~10日程前から腹痛、乳房が張る、腰痛、頭痛、イライラする、怒りっぽい、憂うつなどの症状が現れ、月経が始まると4日以内に症状が軽くなるのが特徴です。

大切な事はセルフケア

  1. 栄養バランスの良い食事
  2. 適度な運動
  3. 自分に合ったリラックス法(アロマオイルや半身浴が有効です)

治療

  1. 低用量ピル
  2. 漢方薬
  3. 痛み止め
  4. むくみがひどい場合には、利尿剤を使ったりもします。

子宮内膜症

子宮内膜がさまざまなところに侵入発生することで、月経痛などの原因になります。
子宮内膜という組織が子宮の内側以外の卵巣や子宮の周辺部にできて増殖する病気で、若い女性に増えてきています。
月経痛が激しく月経以外の時でもお腹や腰に激しい痛みが現れます。
月経痛がだんだんひどくなってきた場合はなるべく早く診察を受けましょう。

子宮腺筋症

子宮内膜症が子宮の筋層に侵入発生するもので、子宮内膜症とは別の病気として扱われています。主な症状は月経痛で過多月経になる事もあります。

※いずれもホルモン療法、手術療法がありますが、軽度の場合は鎮痛剤の対症療法を行います

子宮筋腫

良性の腫瘍ですが月経量の増加や月経痛の原因になる事があります。
子宮にできる良性の腫瘍で、30~50代の女性の4~5人に1人は持っているといわれます。
悪性に変わる事はありませんが貧血、下腹痛や腰痛がひどかったら早めに受診しましょう。
大きさや症状、年齢など考慮して、手術や薬物療法などの積極的治療法をお勧めする場合や、定期的に検査を受け様子を見ていく場合があります。

更年期症候群

更年期(45~55歳)に入り主にエストロゲン(卵胞ホルモン)の欠乏により起こるのぼせ・ほてり・発汗・めまい、動悸などの身体の不調を感じる状態をいいます。
このエストロゲン不足が長期間続くと骨粗しょう症や、血液中のコレステロール値が変化して動脈硬化や心筋梗塞のリスクが高くなります。

治療

血中ホルモンを測定した上、症状を評価し治療法を決めます。

  1. 漢方薬
  2. HRT(ホルモン補充療法)
  3. 抗不安薬
  4. プラセンタ注射
  5. メディカルサプリメント(Dr.アグリマックス・・・大豆イソフラボン)

身体の不調はありませんか?もしかしたら更年期障害かもしれません。
現在のあなたの身体の状態を把握する為、下記ボタンからリンクするチェックシートであなたに当てはまる点数を記入しましょう。

HRT(ホルモン補充療法)

HRTは不足したエストロゲンを補う事で、更年期症状などを改善する非常に有効な治療法です。
また骨粗しょう症の予防にもなると言われております。

HRTにはいくつかの方法がありますが、子宮体がんを予防するために黄体ホルモンと一緒に使用します。
HRTに使用される薬は内服薬(飲み薬)と外用薬(はり薬、ぬり薬)があります。
はり薬は皮膚から直接血液中に吸収されます。
卵巣から分泌されるホルモンの経路、つまり自然の状態に近いため、血栓症などの副作用も少ないと言われております。

乳がん

5年未満のHRTでは乳がんになるリスクを変化させないと言われております。
しかし年1回以上の定期検診をお勧めします。

子宮体がん

黄体ホルモン剤と併用していれば、発生率が高くなる事はありません。

おりもの、不正出血

1.痒みを伴う場合

カンジダ膣炎・トリコモナス膣炎

2.においが気になる場合

細菌性膣炎・クラミジア感染症・トリコモナス膣炎

3.外陰部が腫れている場合

バルトリン腺炎
(抗生剤、鎮痛剤の投与後しこりが残り、腫れている場合バルトリン腺開窓術が必要となる場合もある)

4.腹痛、発熱を伴う場合

子宮内膜炎・クラミジア感染症

5.排卵期以外に出血する場合

子宮頚管ポリープ・子宮体がん・子宮頚がん
ホルモンバランスのくずれ

STD(性感染症)

性器ヘルペス

単純ヘルペス(HSV)の感染により発症します。

初感染

性交渉で感染し3~7日の潜伏期をおいて発症します。
38℃以上の発熱、外陰部に強い痛みを感じ、最初は水ぶくれができつぶれて潰瘍(皮がむけた状態)が沢山できます。
排尿時の激痛、大腿のリンパ節(ぐりぐり)が腫れて痛くなります。

再発の場合、症状は軽く痛みも強くありません。一般的には水ぶくれや小さい潰瘍ができる程度です。抗ウィルス剤の内服と軟膏の併用で、3~4週間で治ります。
重症の場合は入院治療が必要です。

クラミジア感染症

セックスによって子宮感染を起こし水っぽいオリモノが増えます。
放置すると子宮内膜・卵管炎ひいては腹膜炎を起こす場合があります。

近年オーラルセックスによって喉の病気を起こす例も増えています。
パートナーとの同時検査、治療が必要です。
治療は抗菌剤のドライシロップを1回内服するだけで、ほとんどの場合治ります。

尖圭コンジローマ

上記の『尖圭コンジローマ切除術』をご覧ください。

淋病

淋菌の感染による病気です。男性は主な感染部位が尿道であり、排尿痛、排膿がある為気づきやすいのですが、女性は子宮頚管に感染した時点では症状が軽いため気づかず、症状が進んで初めて気づく事が多いようです。

感染後2~7日間の潜伏後黄色~黄緑のオリモノがあり、排尿時に痛みを伴ったりする事もあります。パートナーに症状があれば早めに受診される事をお勧めします。
治療は抗生剤1~2週間の内服でたいていは治ります。

サプリメント

当院では美肌・アンチエイジング作用や、ダイエット時の食欲・脂肪吸引を抑制するサプリメントをご提供しております。詳しくはサプリメントページをご覧ください。